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お店の誕生秘話

創業者である平船(ひらふね(しげる) は、岩手県一戸市出身。
昭和20年代、中学を卒業後、15歳で盛岡屈指の精肉店に就職。
真面目な仕事ぶりが評価される一方、会社も順調に成長を続けました。
昭和30年代から会社は早くもスーパーマーケットチェーンを志向し、高卒、大卒の新卒を積極的に採用。
ただ、同年齢の新卒新人の給料が自分のそれを上回る現実に、彼は驚愕しました。

「独立しかない!」と決心したのは、この時でした。

独立にむけ、盛岡一、岩手一といわれる肴町商店街の中央通りから路地を一本入った往来の多い角地の建物(現在の平船精肉店)に目を付けました。
ただ、この場所は「どんな店も続かない」入れ替わりの多い、いわく付きの物件。
そのうえ、自店から半径200メートル内に精肉店が10店舗近くあるという激戦区。
それでも、「商いは戦い。肉屋同士の真ん中にあるから周囲からお客を奪える」こう考えた彼は、昭和35(1960)年、23歳の時、この地で店を構えたのです。

 

お店の歴史 

1.建物について





当店が入る木造3階建ての建物は、明治、大正期は、うなぎの蒲焼「細川屋」という飲食店でした。
同店オーナーが1901(明治34)年に1、2階を新築し、1917(大正6)年に3階を増築。
廃業した1945(昭和20)年頃から1階をテナントとして貸し出しを始め、当店は1960(昭和35)年に1階で精肉販売を開始しました。
その後、2007(平成19)年に建物全体を取得し、2010(平成22)年に明治時代の風情を残しつつ、耐震補強を施し建物全体を改装しました。
現在は、1階を店舗、2階・3階を資材置き場として運営しています。
盛岡市で有名な重要文化財「岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館」よりも古く、歴史深い建物です。

 

2.お店について

当社は岩手県盛岡市肴町(さかなちょう)(河南( かなん)地区)に平船精肉店を構え、「小売業」として個人消費者への惣菜・精肉の販売、「卸売業」として飲食店等への精肉の卸販売を行っています。

概要・沿革

【商号】株式会社ちくりん館(屋号:平船精肉店)
【所在地】岩手県盛岡市肴町5番10号
【創業年月】第一創業:1960年5月、第二創業:2017年6月
【設立年月】2019年1月
【主要事業】惣菜・食肉の小売業、卸売業
【営業時間】月〜土9:30〜18:30(金19:00迄)
【定休日】日曜日(不定休あり)
【取扱品目】惣菜11品目、食肉125品目(牛・豚・鶏・ラム)
【看板商品】ローストチキン(2023年実績:11万本)
【従業員数】従業員3名(役員除く)
【沿革】
 1960年 第一創業者平船繁が「平船精肉店」として精肉販売を開始
 1965年 ローストチキンの販売を開始
 2017年 第三者事業承継により 竹林(たけばやし)(りょう) が個人事業「平船精肉店」を開業
 2019年 株式会社ちくりん館 設立(屋号「平船精肉店」継続)

 

実店舗の紹介 

1.当店の場所 

JR盛岡駅から車で10分弱、周辺1km圏内に岩手県庁、盛岡市役所等が立地する中心市街地の商店街の一角に立地しています。
平日はサラリーマン等お勤めの方々や、買い物などで中高年層の方々が多く来店され、休日は地元商店街のイベント等により家族連れの方々も多くいらっしゃる地域となっています。

 

2.周辺の環境

当社は盛岡市中心部にある肴町商店街に立地します。肴町商店街は江戸時代から続く盛岡市内で最も歴史がある商店街で、盛岡市を代表する商店街の一つです。
周辺環境として、当店から200メートル内に岩手県の基幹交通拠点である盛岡バスセンターがあります。また、当店はす向かいには大型複合商業施設monakaが2024年7月に開業される事から、盛岡市内で最も周遊客の増加が期待できるエリアとなります。
また、アメリカの大手紙・ニューヨークタイムズが発表した「2023年に行くべき52か所」の中で、ロンドンに次ぐ2番目に紹介された「盛岡市」。その影響から、外国人観光客が増加しています。

 

3.お店の看板商品



当店では一年を通して販売している鶏もも肉のローストチキンが人気です。
当店のローストチキンは、1965(昭和40)年の販売開始以来、味はもちろん、回る焼成機(回転式のロースター)が評判となり、今では年間11万本以上売れる名実共に盛岡市民のソウルフードになりました。
“また食べたくなる味”として定評のある当店自慢のローストチキンは、販売当初から変わらない醤油・塩・生姜のみの味付けで、回転式のロースターで1時間かけて一本一本丁寧に焼き上げる製法。
パリッと焼き上げられた皮は香ばしく、一口食べれば口の中に広がるジューシーな味わい。この美味しさが特別なひとときを演出してくれます。
周辺住民に限らず、「ここのローストチキンが定番」というお客さんも多く、クリスマスのピーク時には1日に1300人が来店し、12月には毎年2万5千本以上が売れています。
また、当店自慢のローストチキンは、日常の様々なシーンで喜ばれています。
普段の食事はもちろん、忙しい日のランチやディナーに。家族や友人とのパーティー、ピクニック、お花見など、普段の食事をワンランクアップさせたり、特別な日の食卓を盛り上げたりと、クリスマス以外にも思い出に残るひとときでお客様を笑顔にしています。
また、贈り物としても最適なので、大切な人へのプレゼントとしても喜ばれています。
食卓を彩り、家族や友人との食事を豊かにする一品として、地元の人々が愛し続ける盛岡の味を、ぜひご自宅でお楽しみください。

 

4.スタッフ紹介

Ryo Takebayashi
異業種から食肉業界へ転身の経営者。目指すは創業100周年!
Maki Takebayashi
看護師資格を持つ聞き上手な三児の母。お客様目線でお買い物にお付き合いします。
Hiroyuki Hamada
精肉畑で20年以上のキャリアを持つ技術のエキスパート。知識豊富な頼れる男。
Fumiya Oomori
「素直で優しくまじめ」な性格で何事にも積極的。マダムに人気の若手ホープ。
Masashi Saito
「ユーモラス」な性格で、周りや会話の雰囲気を盛り上げて笑顔にするお店のムードメーカー。

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